2019年の競馬に変化あり

2020年3月21日

2018年は外国人騎手の活躍が目立った年でした。去年のJRA開催の重賞総数は130(障害競走とグレードがない葵Sは除く)。そのうち外国人騎手が勝った数は43を数えました。さらに130の重賞の内、社台系生産馬の勝利が75、外国人騎手が勝った43の内、34が社台系生産馬でした。改めて日本競馬界の中心は社台系であると思わせられる数字です。

そんな外国人旋風が巻き起こる中、競馬は休みなく2019年に突入したわけですが、いつもと少し様相が違うようです。下記は本年の先週2/24までの重賞に、JRAのG1が未勝利である日本人騎手と外国人騎手が社台系生産馬に騎乗した時の成績です。

G1未勝利日本人騎手(6,1,6,21)

外国人騎手(2,6,1,16)

まだ2ヶ月の開催とはいえ、比較的実績の劣る日本人騎手の方が外国人騎手を凌駕しています。ちなみに過去はというと、

2016

日(1,3,2,28)

外(7,4,5,21)

2017

日(1,3,0,21)

外(7,0,5,19)

2018

日(0,1,1,32)

外(3,3,3,6)

デムーロ、ルメールの両騎手がJRAの通年免許の騎手として騎乗し始めた、2015年3月以降のデータになります。

見ればわかるように明らかに日本人騎手の勝利が今年は増えています。

ちなみに6勝の内、北村友一騎手、丸山騎手が2勝、津村騎手、松若騎手が1勝なのですが、北村騎手は昨年度まで年間で重賞を3勝以上したことがなかったにもかかわらず、今年は現時点で既に3勝しています(1頭は社台系ではありませんが)。丸山騎手も年間2勝以上あげたことがありませんでした。明らかに社台系生産の有力馬が若手騎手にも回ってきています。

ただまだG1シーズンが始まっていないんですよね。G 1になったら実績のある騎手への乗り替わりが発生するのが常でしたから。

この傾向がいつまで続くのか次第ですが、2019年はG1初勝利騎手が複数誕生しそうな気がしています。