金鯱賞【回顧3】
どうなったら持続力勝負、瞬発力勝負なのかは競馬場やレースによって変わってくると思うので、過去のレースを比べて相対的に判断するしかないと思います。前回は区間ごとの通過タイムで比べましたが、区間ラップを見ればより鮮明になります。データは冬場に移行した2012年からにしています。馬場が良ではなかったのは2019年と2018年のみです。
2019
12.7 – 10.8 – 12.1 – 12.5 – 12.9 – 12.3 – 12.2 – 11.6 – 11.3 – 11.7
2018
13.3 – 11.9 – 13.1 – 12.9 – 11.8 – 12.4 – 12.0 – 11.4 – 11.2 – 11.6
2017
12.6 – 11.3 – 12.6 – 12.2 – 11.7 – 11.7 – 12.0 – 11.9 – 11.4 – 11.8
2016
12.6 – 11.0 – 12.7 – 12.7 – 12.5 – 12.6 – 11.6 – 11.3 – 11.2 – 11.5
2015
12.4 – 10.6 – 12.4 – 12.0 – 12.2 – 12.3 – 12.0 – 11.8 – 11.1 – 12.0
2014
12.6 – 11.1 – 12.0 – 12.0 – 12.1 – 11.6 – 12.0 – 11.9 – 11.6 – 11.9
2013
12.8 – 11.0 – 12.1 – 11.7 – 11.7 – 12.0 – 12.2 – 12.2 – 11.5 – 12.4
2012
12.9 – 11.1 – 13.0 – 12.7 – 11.9 – 11.8 – 11.8 – 11.7 – 11.5 – 12.0
スタート直後のテンの1Fはスピードに乗ってない状態ですので除いて考えます。
①5F目以外全て12.0以下のラップ
2014年
②5F目からラストまで全て12.0以下のラップ
2017年、2012年
③全て12.5秒以下のラップ
2015年、2013年
④6F目からラストまで全て12.5秒以下のラップ
2018年
⑤7F目からラストまで全て12.5秒以下のラップ
2019年
⑥8F目からラストまで全て12.0秒以下のラップ
2016年
速いハロンタイムが多く続いた順に並べています。前回の記事では2012年を瞬発力勝負だったと書きましたが、前半が遅すぎただけで5F目から速いタイムが続いてるので、持続力勝負でしたね。2016年は全馬上がり33秒台で、勝ったヤマカツエースは33.1ですから、かなりの瞬発力勝負だったはずです。こうして見ると、2019年は馬場が良でなかったとはいえ、持続力勝負だったとは言えないような気がします。ダノンプレミアムは好きな馬ですが、今回が得意分野での好走であったならば、次走が試金石になるんじゃないでしょうか。
まあ結局はレース前にレース質がどうなるかを読めないと意味ないんですけどね。後の祭りというか。けどスッキリはしました、自己満足にはなりましたね。
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