アルゼンチン共和国杯【回顧】-ラップが示すレースの特徴を読む-

2020年3月21日

今の東京の馬場は、5月の開催の時とそう変わらないと思う。

つまり、高速馬場で前が止まらないだ。

これを前提に今年の目黒記念と去年のアルゼンチン共和国杯を振り返ってみる。

今年の目黒記念は前が止まらない馬場であるはずが、上位3頭はいずれも差してきた馬である。そして、前にいた3頭はワースト123だった。

2019目黒記念ラップ

7.4 – 11.0 – 11.0 – 12.2 – 12.0 – 11.7 – 11.8 – 12.0 – 11.6 – 11.7 – 12.0 – 12.0 – 11.8

目黒記念過去10年平均ラップ

7.2 – 11.3 – 11.3 – 12.6 – 12.5 – 12.3 – 12.4 – 12.5 – 12.3 – 12.0 – 11.6 – 11.6 – 12.2

アルゼンチン共和国杯過去10年平均ラップ

7.3 – 11.4 – 11.6 – 12.4 – 12.5 – 12.3 – 12.5 – 12.3 – 12.2 – 12.2 – 11.5 – 11.4 – 11.9

見てわかる通り、今年の目黒記念はとんでもハイペースだったのだ。

2018アルゼンチン共和国杯ラップ

7.2 – 11.8 – 11.8 – 12.9 – 12.9 – 12.6 – 13.3 – 13.0 – 12.6 – 12.3 – 11.1 – 11.0 – 11.2

逆に昨年のアルゼンチン共和国杯はとんでもスローペースだったことがわかる。このように同じ距離でありながら、全く質の違うレースだったわけだが、こういった両極端なレースでの上位進出馬、特に片方のみ好走しているような馬は疑ってみるというのが持論だ。

両方好走しており、かつ前につけられそう馬はムイトオブリガードとなるわけだ。

また今秋の東京開催の重賞では、上がり3F勝負が少ないというより、明確にそうなのはアルテミスSくらいだから、尚更ドスローからの上がり勝負になる可能性も低いと結論づけることができた。