阪急杯-非社台系が強いレースだが(サンカルロは別)-

2020年3月21日

ラップ分析

基本道中は同じようなラップを刻み、レースは流れる傾向にある。ペースは速くなるが開幕週であるため、前が不利になるとはいえない。スピードの持続力が求められ、ダート血統やダンチヒ系、ダート実績がある馬が好走したりする。

今年は先行馬が少ないが、出走馬の中では実績上位馬であるマイスタイルは、昨年のマイルCSで自ら緩急の小さい一貫した流れを作って好走しており、今回ここが目標ということであれば、積極的なレースをするだろう。

ただ目標が先であるならば、昨年のスワンSのようにハナを切らずとも勝ち馬から秒差なしの3着に好走していることから、今回も無理してハナを主張することはないかもしれない。

阪神C組

阪神Cで3着以内に入った馬の阪急杯での着順と、阪神Cで凡走して阪急杯で3着以内に入った馬の着順。阪神Cで好走した馬は阪急杯でも概ね好走している。それは同じようなラップを踏むレースであるのと、G2→G3にグレードが下がるのだから必然だといえる。また阪神C馬券圏外から巻き返した馬は、概ね阪急杯で内枠に入っている。外枠で巻き返した馬は阪神芝1400mのスペシャリストのサンカルロとモズアスコットのみだ。

大きく着順を下げた2008年ファリダットは、外差しがきく阪神Cを外枠発走→先行有利な阪急杯を外枠発走。2016年シュウジは先行有利な阪神Cで内枠発走→内が有利な阪急杯で外枠発走(頭数が12頭と少ないのと、シュウジは先行しているので影響があったかはわからない)。2014年コパノリチャードは阪急杯は不良馬場で特殊な馬場。2018年の3頭は先行有利になっていた阪神Cで内枠発走→阪急杯で外枠発走かつ、阪神C→阪急杯で走破時計が0.8も速いことから、阪神Cにおいては特殊な馬場(稍重)が上位の着順に影響を与えていたのではないかと推測される。

ただ全馬大きく着順を下げたといっても、それぞれ7着、8着、6着、6着、7着、9着だから、阪神Cで好走した馬は阪急杯では大崩れしないといっても過言ではないと思う。

では2019年はというと、上位3頭とも内をロスなく回ってきており、スムーズな競馬ができていたとみる。逆に終始外を回されているスマートオーディン、ロジクライ、ストーミーシーは今回巻き返す可能性がありそうだが、また揃って外枠発走。ただロジクライは先行できる馬であるし、昨年は内枠で直線詰まって3着。スムーズにいけば巻き返しがあるのではないだろうか。

結論

フィアーノロマーノ

古馬になってから大きく崩れたのは左回りの重賞2戦と、5ヶ月ぶりで過去最高体重だったマイルCSだけ。坂のある右回りコースでは(4,1,0,0)。

父はダンチヒ系の豪産Fastnet Rock。母父はストームキャット系。スピードの持続力勝負に強い血統。

実際ダービー卿CTでは前半5F56.5を先行、持続力勝負を制し重賞初勝利をあげた。その時の2着プリモシーンも母父Fastnet Rockで、持続力勝負に強い。

6歳ながら14戦とキャリアも浅く馬は若い。

非社台系が強いレースだが、この馬生産は社台ではない。

自信の◎