高松宮記念-道悪適正を優先するべき年-

レース傾向

電撃のスプリント戦とも言われるように、道中緩む間もなくレースは進められる。

1400m戦まではそういうレースになりやすいと考えている。

ダート勝利経験馬やダート血統馬などの好走例が多いことからも、スピードの持続力が必要であろう。

ただ道中緩むことはないという共通項がありながら、ラップに相違点がある。

上のデータは馬場改修後の2012年以降のもの。

高松宮記念はスプリント戦という要素に加え、スタート直後に下り坂になっているので比較的速いラップを刻むのだが、直線が長いので前が残りにくい傾向がある。

表の逃げ馬着順を見てもわかるように、ほぼ二桁着順に沈んでしまっている。

そんな中、2019年、2016年、2013年は4角先頭もしくは2番手以内の馬が馬券に絡んでいる。

ラップ欄の赤文字を見てほしい。ラスト1Fのラップが11秒台。ラスト2F目のラップからそこまでガクッと落ちていない。

前が止まりにくい馬場であったと考えられる。

では2014年、2012年のようにラスト1Fが12秒台で、なおかつラスト3F→2F、2F→1Fとラップが落ちているのにもかかわらず、2番手で進めていたコパノリチャード、カレンチャンが馬券に絡めたのは何故か。

両年はタイムを見てもわかるようにかなり馬場が悪かった。2012年は良発表だが、前日は重馬場で行わており、ダートは不良になるほど天気が崩れたいた。

道悪馬場への適正が強く求められるレースだったと考えられるのだ。

阪神1400mとの相関

毎年のように前年の阪神Cまたは同年の阪急杯で馬券になった馬が、高松宮記念でも好走している。

阪神1400mも同じようなラップを踏みスタートから緩むことはなく、スピードの持続力が求められるから直結するのは当然といえる。

逆に同年のオーシャンSを走った馬は、オーシャンSで好走できなかった馬が高松宮記念で好走している。オーシャンSは道中ハイラップを刻む点では同じだが、直線が中京より100m短いので、逃げ先行馬はゴールまで粘ることができるのだ。

2015年ハクサンムーン、2014年スノードラゴンはオーシャンS2着→高松宮記念2着としているが、レース傾向で述べたように前者は前が止まりにくい馬場、後者は道悪適正がより求められる年だった。

結論

今年は間違いなく馬場は良くないだろう。

前が止まりにくい馬場だった2019年、2015年、2013年を除き馬場が悪い中開催されたのは2017年、2014年、2012年。

連対馬は全てダート勝利経験があるか、マイル重賞を勝っている。

3着だったストレイトガール、ロードカナロアはどちらも該当しないが、後に東京マイルG1を勝っている。

今年該当するのは9頭。牝馬3頭は道悪適正はなさそう。

セイウンコウセイは重賞で二桁馬番で馬券に絡んだのがG3のシルクロードS2着のみ。

よってマイル重賞、ダートレースを両方とも勝っているモズアスコットを中心に、

ステルヴィオグルーヴィットタワーオブロンドンシヴァージに加え、

2017年高松宮記念で4着だったティーハーフ、サンプルの少ないアイラブテーラー

馬券を組み立てる。